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「生きてる」について考えた

 どうもです。今日も天気が良かったですね。何故か、研究室では冷房をつけていた様で、涼しげでした。と言うか、むしろ寒かった。

 昨日、実家の弟からメールが来ました。実家で飼っていたハムスターが亡くなったとの事でした。メールをくれた一番下の弟が大切に育てていました。名前は、「零(れい)」って言います。

 実家に帰った時にしか僕はその姿を見ていなかったんですが、飼いはじめた頃は、柵を登ったり、カラカラと車輪の中を走ったりと、凄く元気でした。

 しかし、今年の正月に実家に帰った時には、すっかり様子が変わっていました。以前に比べて、全然動かない。そして、耳を澄ませると、小屋から

「キュー、キュー」

って音が聞こえてくるんです。何の音か弟に聞くと、ハムスターの喉にできものができていて、喉が締め付けられて、呼吸をする度に音がするようになってしまったみたいです。動物病院に行ったら、できものは取り除く事が出来ない場所にあるので、そのままにするしかないと言われたそうです。

その話を聞いてからは、その音が悲しく聞こえました。そして、可愛そうだけど、自分にはどうする事も出来ない。って表情で事情を話す弟の顔が悲しそうでした。

 それから、実家に帰るたびにハムスターを見かけるんですが、だんだん弱っているのがわかるんですよね。

 最後にハムスターを見たのは、先月末に学会で実家に帰った時です。久しぶりにしっかりと姿を見たら、人間が年をとった時と同じように、体毛が抜けて、毛が脱色して、白くなっていました。それを見て、彼らも同じように年をとるんだと思いました。ハムスターも人間も同じように、体が弱くなっていくんだと。

 そんな感じで、ハムスターについていろいろと思い出していると、松島に行った時の事を思い出しました。浜に打ち上げられたクラゲを棒で突っついても、何の反応もしなかった事を。

クラゲって、何を以て生きているとするんだろうか?

そんな事を考えました。

『自分でエネルギーを生産するのが、生きている事』と先輩が言ってました。

クラゲも自分で全然動こうとしないけど、確かに生きているんですよね。ハムスターは、動いたり、呼吸をしたりするので、生きている事を容易に認識できるし、調子が良いかも判断できる。クラゲもたぶん、そういうのがあるはずなんだけど、認識できない。

そう考えると、僕は生きているって事に対して、表面的な理解しかしてないんだなぁ、って思います。

クラゲもハムスターも人間も、みんな生きているんですよね。頭ではわかってるんですが…

 ハムスターを見て悲しむ一方で、クラゲを生き物と素直に理解できない小さな人間だなぁ、って思いました。

「あなたから目が離せない」はお休みします。

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「水曜日」カテゴリの記事

コメント

対象物に応じて自分の認識に差があるのは当然で、別にそれが表面的な理解しかしていないとかそういうことはないと思うけどね。むしろ完全に理解なんかできないよ。そんなこといったら目に見えない微生物はどうなんだって話もあるし。

投稿: イニシャルY | 2006年10月12日 (木) 00時45分

イニシャルYくん、まじめにコメントしてくれてありがとう。

確かに全てを正しく理解するのは難しいけど、
自分の考え方の狭さに気付くと、
どうもその事を反省しちゃうんだよね。

悪い癖です。

投稿: 管理人 | 2006年10月12日 (木) 23時55分

「生きている」ってのは相対的なものなのかもしれない。って思う。
だからこそ、答えが出し辛いんぢゃないかな?

あたしは太宰治が好きなのね。
彼は常に死を考えている。
だからこそ、生を考えてる。
あるいは。
あたしが彼の作品に死を見い出す。
それによって、反対に生を考える。
だから。
少なくともあたしは。
彼の作品からは嘘ぢゃない生を感じることができる。

ナウシカでね(注:原作ネタバレ)
テトの死を悲しんでるナウシカに対して、どうしてそんな小さなものの死を悲しむのかって問いかける場面があるの。
そしたらナウシカは、生命に大小なぞはないって答えるの。
すごく当たり前のことなんだけど、でも、すごくショックだった。良い意味でね。
あたしって、蚊もゴキブリも人間も生命として同じだと考えてるのね。
だから、絶対に故意に殺したりはしない。
でも、そうゆう人って少ないぢゃない?
ナウシカの言葉であたしは間違ってないんだって。
とっても救われたんだ。

投稿: みょ~ね☆ | 2006年10月13日 (金) 17時52分

コメントありがとう!
反対の死を意識する事で生を考えるってのは、
確かにそうかもしれない。

小さなものも生き物って事に関しては、
僕は正直、蚊がいたらパチンと叩いてしまう。
意識でもしないと、それを悪と思ってやめたりしない。

蚊も生き物だから大切にしないといけないって理屈も理解できるし、
敢えて蚊を殺さないのは、不自然であるって考えも納得できるし、

う~ん、難しい。

投稿: 管理人 | 2006年10月14日 (土) 22時35分

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